アラビカコーヒーは、社長の高村が自らの足で世界各国の産地へ赴き、納得できる品質のコーヒー豆だけを調達するという<品質へのこだわり>、珈琲豆生産者の生活を守る<フェアトレード>、香りと旨みを最大限に引き出す<プロの焙煎技術>という3つのこだわりを柱に、皆さまに「おいしいコーヒー」をご提供するべく努力を重ねてまいりました。
この度、当社が立ち上げたブランド「Forest Green Valley」(フォレスト・グリーン・バレー)は、アラビカコーヒーの思想をかたちにしたものです。
コーヒーはコーヒーの木の実、コーヒーチェリーから獲れる種であり、自然の仕組みなかで太古から未来へ延々と輪廻転生を繰り返していく、かけがえのない生命です。豆との出会いから、焙煎して一杯のコーヒーになるまで、アラビカコーヒーは生命としてのコーヒーを慈しむ気持ちを大切にしながら、コーヒーに向き合い、取り組んでいます。
「Forest Green Valley」は、こうした思想をもとに紡ぎあげた「生命の原風景」一生命を育む美しい緑の渓谷です。
デザインの左側にいるのは、世界でもっとも美しい鳥といわれ、絶滅が危惧されているケツァール(quetzal、キヌバネドリ科)。自由を奪われると死んでしまうという伝説から、自由の象徴として尊ばれ、手塚治虫『火の鳥』のモデルになりました。コーヒー園が拡がる平和な緑の谷にケツァールを描くことで、人間以外の存在、生けとし生けるものの自由を奪い去ることなく、私たち人間もまた豊かな人生を送ることができるように、コーヒーと関わっておこう・そんな思い、決意を表現しました。